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消費税 8%引上時の際の識者の方々の意見 [困惑]

来年(2017年) 4月には 消費税 10%への引き上げが予定されていますが、一部の経済官庁で延期した場合の経済効果と実施した際の経済への打撃について非公式に検討を始めることになったということです(ロイター2016年3月7日「消費税の延期、一部官庁で効果の検討開始=政府関係者」)。 
   
 
平成26年(2014年)4月の消費税8%への引き上げは 景気を腰折れさせてしまい大失敗でした(産経ニュース2016年3月3日「野党、軒並み消費税10%延期主張  衆参ダブル選にらみ駆け引き激化」)。
    
なので財務省も面膜丸潰れで、今回は傍観するしかないということなのでしょう。
 
   
 
 ところで 消費税8%を引き上げる際には、その前年の平成25年(2013年)8月26日から同月31日にかけて、「今後の経済財政動向等についての集中点検会合」が開催されて、識者 60人から消費税引上げの可否の意見の聴取がされています。 
     
 
会合では識者 60人のうち、44人が、予定どおりに平成26年(2014年)4月から消費税8%に引き上げるべきという意見でした(ハフィントンポスト2013年9月2日「消費増税の集中点検会合、有識者の7割が増税賛成~誰が賛成?(有識者の賛否一覧)【争点:アベノミクス】」、 日本経済新聞2013年8月31日「消費税『予定通り増税を』7割超  政府の点検会合終了」各参照)。
   
 
伊藤隆敏東大名誉教授などは、引き上げによる落ち込みは軽微だと言ってみえたのですが(東洋経済のコラム、集中点検会合への提出資料)、消費税増税後には消費税8%が成功であったか否かについての論評を見付けることができません。
 
    
識者がこれでは、流石に まずくないですか。
    

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