SSブログ

6000万円超の協賛金の帰属 [感想]

   昨年9月11日のブログ「あいちトリエンナーレ検証委員会第2回会議」では、芸術監督である津田大介氏が、自分の会社の負担でウェブサイトを提供したり、費用の立替えを約束していたり、協賛金を集めたりしていたことを指摘されていることについて触れました。

  事情はそのうち明らかになるだろうと思っていましたが、一年以上経ちましたが、何もはっきりしませんでした。

どのような議論がされているか、ネットで検索したところ、会証さんという方のnote での「あいちトリエンナーレ2019 契約面等からの疑問点と考察」という論考を見つけました。


記述されている内容は、私も愛知県のホームページの「あいちトエンナーレのあり方検討委員会 調査報告書」で確認し、引用されている内容に間違いはなく、正確なものであることを確認しました。


  津田大介氏は、予算不足に「応答するため、6000万円以上の企業・個人協賛を集め」たと自ら述べています。協賛金は、誰の資金(愛知県?、津田氏?、「表現の不自由展」実行委員会?、作家?)になったのでしょう。

誰が協賛したのか、取り次いだのであれば仲介手数料はあったのでしょうか。


会証さんはツイッター(KS_newsopinion)をされていますが、先の論考をアップする前の先月11月26に津田氏からブロックされてしまっています。論考がアップされる前にブロックされてしまうなんて、不思議ですね。

nice!(0)  コメント(2) 

開示されたリコール署名簿 [感想]

 11月16日受付の開示請求ですが、今朝ほど取りにきてくださいとの連絡をもらい、市民情報センターへ行ってきました。提出した署名簿の両面コピーが「写しの交付」になるということです。A3両面印刷1枚で10円を支払ってきました。

なお、リコール事務局に確認しところ、署名簿の「0005328」の番号は11月3日にKKR三の丸会館でナンバリング、裏の「1、2、3、4」は 11月4日に選管でナンバリングされたということです。

   書類を受け取る際に市民情報センターで聞いたところ、署名簿の開示は少ない職員のなかでやり繰りしているということでした。

名古屋市の区選挙管理委員会事務室という(作成日が明らかでない)資料では、6~7人の職員が事務室として所属しているが、専任は1人だけという陣容のようなので、まとめて開示請求が来るとてんてこ舞いでしょうね。


データペース化するというのは誤った妄想でした。


20201207175622-0002.jpg

20201207175622-0001.jpg



20201207175324-0001.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

218億円 [感想]

ヤフーが配信が配信する、11月12日の読売新聞の記事(「毎日新聞記者、取材先の大阪市職員に掲載前の下書き原稿見せる…都構想巡り」)は、毎日新聞の10月26日夕刊(大阪本社版)が報じた例の218億円の記事であるが、

「市によると、記者は10月15日、市財政局の課長に記事の内容を確認してもらうため、A4用紙1枚にコピーした草稿を手渡した。課長は内容を確認し、修正点を指摘。上司に見せた後、市役所内に保管していた。記者は掲載前日の同25日にも、修正した原稿を課長にメールで見せた。」

ということだそうだ。


共産党の山中市議が、10月23日(金)のテレビ討論で「218億円」と言っていたということだが、記事はそれより1週以上前に準備されていたというわけである。


10月26日の毎日の記事は謀略だったようだ。

記者名、職員名(課長)を実名報道を躊躇すべき理由などないであろう。この事件こそ調査報道に適しいるであろう。

nice!(0)  コメント(0) 

解任「北大総長」との関連はありやなしや [感想]

日本学術会議幹部が2018年に北大総長室に乗り込んできたときの総長がこの人になる。今後話が発展することだろうが、まだ何も出てこない。

総長をパワハラで解任だなんて変な話なのに、誰に、どんなパワハラをしたのか、薄っすらと漏れてこない。完璧な情報統制がされていて異様だと思っていたので、興味深々。






(10月10日追加)

名和元総長の6月30日に文科省で陳述した内容。




nice!(0)  コメント(0) 

ご飯論法と望月記者 [感想]

  菅義偉官房長官が第99代内閣総理大臣に就任した。菅氏については、東京新聞の望月衣塑子記者の、(週刊誌に書かれた記事を引用し、その記事が事実であるとの前提で、菅官房長官に事実確認や、意見を求める)質問と言えない質問に耐えて、我慢強く応対をしている姿には心から感心していた。

望月記者の質問妨害を問題とされたぐらいで(産経新聞令和元年5月29日「『質問妨害』への見解拒否 菅長官、東京新聞記者に」の記事参照)、そつのなさが光った。


望月記者はあいかわらずのようだ。

質問が1分16秒とは、どういうつもりなのだろう。

 YouTubeの「望月衣塑子 東京新聞 記者 Vol.353(2020/09/02)」参照。

自分は仕事をしている感や使命感を持ってやっているのだろうが、その相手にされる者はたまったものではない。

誰か「『時間泥棒』は止めなさい」と言ってあげる人はいないのだろうか。



次の官房長官は加藤勝信氏。こちらは厚生労働大臣時の高度プロフェッショナル制度での答弁が「ご飯論法」と名付けられた名手です。ただ、国会答弁を見ていると気は長くなさそうです。

望月記者との取組みが今後期待されるところですが、編集という技を掛けられ、勇み足を取られかねないのではないかと危惧される。

nice!(0)  コメント(0) 

抗命と立身出世主義 [感想]

永野護が 昭和20年12月に出版した「敗戦真相記」を読んだ。その正鵠を得た分析に驚かされた。


戦後日本の重大課題の根本問題だとして、青少年の教育問題を挙げ、次のように論じています。

   明治維新前における日本の教育目標は、武士としての人間の完成にあったが、明治以後はいたずらに欧米の物質文明を模倣することに急なるあまり、人間としての鍛練を忘れて技術の修得をもって唯一の目標とし、その人生観は立身出世主義に堕するに至ったのです。幸い、明治維新から大正の初期にかけては、日本の中心指導者に明治維新前の武士道的教育を受けた人たちが残存しておりましたので、かかる立身出世主義の技師的人物でも充分に補助的な働きをなし得た。いわば大黒柱がたくさんあったのですから、畳建具の役をする者が重宝がられたとも見られましょう。しかるに昭和年代に入り、維新前の教育を受けた人たちがすべて死に絶えたあとは、大黒柱のない建具ばかりつぎ合わせたような建物となり、そこに、この大暴風雨が襲ってきたのですから、ひとたまりもなく吹き倒されてしまった次第です

  その意味で私は、新しい人格教育の必要性を痛感せざるを得ません。この人格教育は、大東亜戦争最中、さかんに鼓吹された、いわゆる、みそぎとか、練成とかいうものと本質的に異なるものです。あの、みそぎなどと称する極めて短期間の実用的なる人物練成行事は、結果的に見ますと、我が国民に民族的自惚れを植え付ける魔術だったともいい得ましょう。これらの練成参加者に限らず、日本国民全体が、軍部がその侵略的野望を遂行する方針として採用した八紘一宇とか日本民族の優秀性とかいう心理的宣伝を、漫然と鵜呑みにして、いい気になっていたのですが、終戦後の今日、冷静に自己批判してみますと、日本の立ち遅れは単に科学的物資の方面だけでなく、人間的に見ても非常に遺憾な点が多かったことを、次から次に自覚せざるを得ません。

  この意味で、今後の教育問題は、日本再建の運命を根本的に決するものであり、その方向は、智能の士よりも、真理の人であり、従来の小手先の器用なる人間をつくる技術万能主義を改めて、人間として信用し得る人格本意の教育制度を確立すべきであると信じます。その意味で私は数百万にのぼる帰還将兵の今後の働きに対して大いなる期待をかけています。明治政府の中堅人物が維新の風雲のなかから輩出したごとく、大東亜戦線硝煙弾雨の中から、日本再建の大偉人が現れることを期待するのは、恐らく私一人ではありますまい。

(119~121頁から引用)

軍閥は解体したが、独善で、責任回避を本能とする官僚は残ってしまったので、日本の将来のために 官僚から特権的色彩を払拭する必要があることを力説しているが、正にそのとおりであろう。



敗戦真相記

敗戦真相記

  • 作者: 永野 護
  • 出版社/メーカー: バジリコ
  • 発売日: 2012/08/10
  • メディア: 単行本

nice!(0)  コメント(0) 

韓国のナイトクラブでの新型コロナ感染 [感想]

  ソウルのナイトクラブで発生した新型コロナの感染と感染拡大の封じ込めの進捗状況については、同じことが日本でも起きるであろう事態であろうから、私は高い関心を持っています。

しかし、日本では、十分に報道がなされていないのではないかと思っています。

「韓国」「コロナ」「クラブ」でグーグル検索をした結果がこれです。NHKが隔日の頻度でNewsWebで報道しているものが、一番内容が充実しているのではないかと思いますが、それでも大した内容ではありません。

 

聯合ニュース、朝鮮日報、東亜日報、ハンギョレ新聞のネット版を見ても、状況がよく分かりません。

中央防疫対策本部の発表ではなく、ソウル市が公表した内容を載せていたりして。


中央防疫対策本部の発表を見つけて、日々の公表内容を確認すればよいわけですが、ハングルなど読めないので困りはてていたところ、yota8さんがnoteの「新型コロナウイルスに関する韓国政府定例ブリーフィング」に、梨泰院(イテウォン)でコロナが発生した5月8日以降の「新型コロナ対策版部(中央防疫対策本部)の定例記者会見」を整理されているのを見つけて、読ませていただきました。(6月6日追加:コロナウイルス感染症-19国内発生状況http://www.mohw.go.kr/react/index.jsp)  


その内容を整理したのが下表ですが、毎日8人程度、感染者が増えているような状況にあるようです。


韓国コロナ感染者数ナイトクラブ.jpg


防犯カメラ、クレジットカードの利用歴、車やスマートフォンのGPS等を活用し、感染者の足取りを徹底的に追跡し、PCRを受けさせて封じ込めるということでしたが、5次感染まで起きているのではないかと言われているようです。

なぜ韓国は成功していないのか、とても関心があります。

韓国で成功していないのであれば、同じことが日本で起きた場合どうなのでしょう。




nice!(0)  コメント(1) 

新型コロナと交通事故死者数 [感想]

 昨夜、NHKニュースで、新型コロナウイルスの影響で、車の交通量が減り、全国で事故が大幅に減る一方、都市部での死亡事故が増えているとのニュースが流れていました(NHK/NEWSWEB令和2年5月10日「車の交通量減り事故減少も都市部で死亡事故増加 新型コロナ」)。

愛知県ではゴールデンウィーク中、2日に1人の方が交通事故で亡くなっていました。昨年は交通事故死者数ワーストから脱するため、愛知県警が熱心な交通取締りを連日していた記憶ですが、今年はそれがありませんでした。交通課の警察官だけでなく、警察官を余り見なかったなあという感想です。


下表は、愛知県警が公表している交通事故日報(暫定数)を使い、令和2年5月10日時点における、交通事故死者数の上位10都道府県の死者数、前年同日と対比させた死者数の増減数と増減率、昨年の順位(上位5位まで)を整理したものとなります。

昨年ワーストであった千葉県の努力が目立ちます。令和2年5月10日時点で昨年よりマイナス17人、率として30.4%減となっています。

また、全国的には交通事故死者数は-61人となっています。

全国の交通事故死者数.jpg

NHKニュースでは、都市部での死亡事故が増えて、スピードを出しやすくなっていることが背景にあるとみられると報じていました。

しかし、千葉の交通事故死者数の大幅減少という状況を見る限りは、スピードを出しやすくなろうが、熱心な交通取締りで、交通事故死者数は減少させることは可能なのであろうという感想を持ちました。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

最高裁判所長官の憲法記念日の談話 [感想]

最高裁判所長官が、5月3日の憲法記念日前に記者会見を行い、談話を述べるという恒例行事も今年は新型コロナウィルスのため中止ということのです。


ホームページに談話を載せるとかぐらいしないと拙くなかろうか。


裁判所HP.png


(令和2年5月3日(日)午後0時50分 加筆)


そんなことだろうと思ってましたが、記者会見は行っており、その様子の前撮りもしていました(NHK、日テレNEWS24参照)。

裁判所のホームページのトピック欄を見てみると、昨日はなかった



の2つのトピックスが増えています。何時にアップしたのかは掲載時間を表示しないため不明です。


報道機関も記者会見を報じていますが、ネット配信時刻を整理してみますと、

動画を配信している

     NHK               06時14分

     日テレNEWS24 09時26分

     FNN PRIME     06時23分

     テレ朝NEWS    10時48分

文字情報を配信している

     朝日                05時00分

     時事                05時29分

     共同通信          ?

日経                05時00分

      北海道新聞       05時00分


テレ朝NEWSのキャプションは「裁判所の業務縮小に『理解と協力を』 最高裁判所長官」だが、記事を早く出せば市民の反発があるやもしれない一方で、憲法記念日のお祝いを述べないといけないという要請もあるので、憲法記念日当日の報道になったのでしょう。


時間も「5時以降での報道」の示し合わせているのでしょう。そんなこと、よいわけがない。

nice!(0)  コメント(0) 

10万円一律給付 [感想]

  急ぎで住民票を取得しないといけなかったため、昨日午後3時頃に名古屋市中区役所に出向きました。何んだかいつもより混んでいて、住民票を受け取るまで40分も掛かりました。

待ち時間が長かったので、どんな人が来ているのかを観察していました。いつもよりインターナショナルな感じで、住所変更をしたいとか、住基カードの登録をしたいと、係の人に尋ねている人が多く、係の人の指示に従い申請していました。

それがいつもよりも混んでいる理由のようでした。

月末でもないのに、なぜ住民登録手続をする人が多いのかしらんとは思ったのですが、理由が思いつきません。関係しそうなのは 緊急事態宣言 が出されたことぐらいでしたので、そのせいかなどと思っていました。


でもそうではなかったようです。

新型コロナ対策の10万円一律給付は、日本人を対象にしているものと誤解していましたが、外国人であろうと住民登録をしていれば対象になるということです(NHK NEWSWEB令和2年4月17日「一律10万円 住民基本台帳に記載の人 対象の方針 国籍不問」)。

窓口が混んでいたのはこれだったようですね。


昨夜の記者会見でも、安倍首相は「全国全ての国民の皆様を対象に、一律に1人当たり10万円の給付を行うことを決断いたしました。」と言っていたので、てっきり日本人を対象とした施策なんだろうと誤解していました。
          
外国人ネットワークの情報伝達は正確でしかも早い。
                  
         
 余談ですが、首相記者会見では、朝日新聞の星野記者が安倍首相に質問していますが、安倍首相から朝日新聞SHOPがマスク2枚3,300円で売っていたことを逆手にとられていて、色を添えています。
(記者)
 朝日新聞の星野です。よろしくお願いいたします。
 総理、先ほど予算案の組替えについて、責任の方を取られると。取られるというか、責任の方をおわび申し上げるということでしたが、この間の会見でも一斉休校について、感染者の拡大を防げなかったというふうに述べられました。最近では布マスクや星野源さんの動画でも批判を浴びているのですが、この間の一連の新型コロナの対応について、御自身でどのように評価されていますでしょうか。よろしくお願いします。
(安倍総理)
 全国の一斉休校は、私は判断として正しかったと思っています。あの後、多くの国々が一斉休校を行っていることからも明らかではないか、そう思います。
 そしてまた布マスクにつきましては、先ほど申し上げましたように、まずはサージカルマスク等を医療機関にしっかりと配付しながら、言わばサージカルマスクの受注について、この対応をしていく上においても、それ以外の、例えば介護施設等々については布マスクを配付させていただきました。今、御質問いただいた御社のネットでも、布マスク、3,300円で販売しておられたということを承知しておりますが、つまりそのようなこの需要も十分にある中において、我々もこの2枚の配付をさせていただいたと、こういうことでございます。
 また、若い皆さんの今、感染が増えている中で、若い方々が移動することによって感染が拡大する。若い皆さんにどのようになるべく自宅で、外出を自粛していただくかという声を伝えるということで様々な工夫をさせていただきました。もちろん様々な批判があったということは受け止めておりますが、賛否両論あったのだろうと、こう思います。
 大切なことは、みんなで、この最低でも7割、できれば8割、人との接触を避けていくということに力を尽くしていくことではないのかなと思います。
 今までの現状はどうかということでありますが、とにかく一日も早く終息させることに全力を尽くしていきたいと、こう思っているところでございます。専門家の皆様の御協力、御助言も頂きながら、やるべきことは今まで全てやってきたつもりでございます。もちろん至らない点はあったとは思いますが、これからも全力を尽くして、努力をしていきたいと、こう思っております。


nice!(0)  コメント(0)