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請求代表者の押印を欠く委任状(番外) [調査]

  名古屋市中川区役所に、「時間外に入庁した人の記録は付けていないでしょうか」と電話で聞いてみました。

総務課探勝者の方の返事は「職員以外の者が、開庁時間(午前8時45分から午後5時15分)外に、庁舎内に入る際には『時間外来庁者名簿』を書いてもらうことになっている」というものでした。


  「 時間外来庁者名簿」という帳簿があることが分かったので、令和2年11月4日から6日までの入退庁の記録の開示を受けました。

  開示を受けた名簿の

令和2年11月4日(水)の 入朝時間 19時15分、退庁時間 19時35分

の箇所が、リコール署名簿の仮提出時のものだと理解されます。

私は 午後9時頃の記載があると想像していましたので、なぜ午後7時15分に入庁し20分で出てきた記録しかないのか、あるべきだろうと思っていた記載がないことに不満ではありました。


  それはそれとして、名古屋市下の各区役所では「時間外来庁者名簿」を作成しているのだろうと想像し、港区役所の「時間外来庁者名簿」の開示請求を続けてしてみました。そうしたところ、港区役所の総務課から電話が掛かってきて、「ウチでは時間外来庁者名簿という帳簿は付けていません」という返事をいただきました。

ということは、「時間外来庁者名簿」の作成は、全市的な扱いではなく、中川区役所が独自に定めていることになります。なので、運用も緩いのかもしれません。



(加筆)2021年8月18日(水)午後1時5分


   名古屋市 港区役所 から行政文書非公開決定通知書が郵送されてきた。

通知書 は、実施機関を名古屋市長とした「時間外来庁者名簿」についてのものです。

「公開しさい理由」欄には、

港区役所において、時間外来庁者名簿は時間外に来庁があった際には作成することとしているものの、請求期間中に対象者がおらず、該当の文書が不存在であるため、非公開とします。

と書かれています。

   非公開(不開示)であることは 了解済みでしたが、電話では「『時間外来庁者名簿』は付けていない」という話だったのですが、「付けているが、対象者がいない」という 理由となっています。


10日の開示請求に、翌11日に非公開決定、18日に11日付決定通知書が届いたということになります。ちょっと変ですね。  ふーん。



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請求代表者の押印を欠く委任状 (5) [調査]

   「直接代表者の押印を欠く委任状」のテーマは、長くなりすぎたので あと2回でひとまずお終いにします。


   今回は 名古屋市中川区選挙管理委員会(「中川区顕官」と略します)に関し愛知県選挙管理委員官(「愛知県選管」と略します)から開示を受けた残りの行政文書について触れます。


   それは リコールの会が 中川区選管に仮提出している署名簿の閲覧請求をした、同会の請求代表者に関する愛知県選管への報告メールと添付ファイルとなります。

昨年11月25日付けの件名が「愛知県知事解職請求代表者(         )から提出された要望書について【中川区】」と題するメール本文と「請求代表者          要望書(R2.11.25).pdf」の A4×各1枚

のものでした。


メールの内容は、

①  午後0時30分に、請求代表者          が来て、署名簿の閲覧とあわせて、要望書を提出した。

➁  請求代表者は、閲覧後、警察署に向かうと言っていた。

ということです。

   中川区選管から愛知県選管宛のメールが発信されたのは午後1時50分ですが、閲覧は午後1時50分までに終わっていたのかどうかは、メール本文からははっきりしません。


  しかし、閲覧対象物の物量は、署名簿が444冊、署名数は18,408筆というものでした。閉庁時間の午後5時15分までに全ての署名簿の署名に目を通すことなど できそうにはありません。

   直接請求者の方は、約6割の不正と述べられているのではないかと思いますが、「6割」とどうして判定しえたのでしょうか。

(なお、中川区選管から愛知県選管への署名簿閲覧に関しての連絡は一回切りです。したがって別の機会にも見てるから分かったんだということはありません。)


  念のため、中川区選管が、愛知県選管に閲覧に関し、なぜ連絡をしているかを説明しておきますが、それは愛知県選管が県下の市町村選管に令和2年11月25日に「【愛知県選管】愛知県知事解職請求に係る署名簿の閲覧について(R2.11.25事務連絡)」と題する メールを送り、仮提出された署名簿の閲覧請求があった場合には愛知県選管に報告するよう求めていたからです(開示通知書参照)。




  中川区選管だけでなく、興味があった複数の選挙管理委員会が愛知県選管に送付した署名簿閲覧に関する文書の開示請求をしてみましたが、江南市が興味深いことに気付きました。

というのは、江南市の署名簿の閲覧請求は、




の2回であったことです。1回目の令和2年11月10日は、署名簿の仮提出が11月4日(水)でしたら、それから1週間も経っていないことになります。


  江南市はノーマークでしたが、ホットスポット の可能性が大であることが分かります。


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請求代表者の押印を欠く委任状 (4) [調査]

   愛知県選挙管理委員会かに開示を受けたとして昨日掲載した  ①~⑥の中川区点検票は、大村秀章知事のリコール署名簿の仮提出時に、名古屋市中川区選挙管理委員官が愛知県選挙管理委員会に送付したメールの添付ファイルとなります。

  先月1日のブログ(「愛知県知事解職請求に係る署名簿の受付事務について(通知)」)で触れましたが、愛知県選挙管理委員会は、県下市町村選挙管理委員会に対し、令和2年10月19日付け「愛知県知事事務解職請求に係る署名簿の受付事務について(通知)」を送付し、署名簿の仮提出時における県返還へ報告をするよう通知していました。

  そこで、(問題を多く含んでいるであろうと想像された、) 名古屋市中川区選挙管理委員会が、上記通知に基づき、愛知県選挙管理委員会に対し送付したメールとメールの添付フアイルの開示請求をしてみました。

   愛知県選挙管理委員会から開示を受けた行政文書は 、①~⑥の点検票のほかに、

1・「【名古屋市中川区・提出なし】解職請求に係る署名簿の仮提出について」というA4×1枚のメール本文(添付ファイルの下の段に「c.html」とありますが、添付ファイルがある場合には「c.html」の右の方に「1401602.pdf」といった具合に、添付フアイルを表記することにしているようです。)

2・「解職請求仮提出について(中川区)(11月4日)」という」というA4×1枚のメール本文と、A4×1枚の「愛知県知事解職請求者署名簿の仮提出について」(添付ファイル「14010602.pdf」が「愛知県知事解職請求者署名簿仮提出について」だと思われます。)

3・「解職請求し仮提出について(中川区(11月5日)という A4×1枚のメール本文と、A4×1枚の、受領印が押された「愛知県知事解消請求者署名簿の仮提出について」(添付ファイル「14010702.pdf」が受領印が押された「愛知県知事解職請求者署名簿仮提出について」だと思われます。)

4 ・「署名簿点検票について(中川区)」

   ・「署名簿点検票(中川区)(2回目)」

   ・「署名簿点検票(中川区)(3回目)」

 というA4×各1枚の計3枚のメール本文(添付ファイルが昨日掲載した ①~⑥の中川区点検票 ということになります。)

でした。

   中川区選管からの愛知県選管へのメールから次のことが分かりました。


ア   4日(水)午後3時頃、第1次分として署名簿が持ち込まれた。

イ  中川選管は一括提出を求め、第1次分を(事実上)保管。

ウ  4日(水) 午後5時13分の時点では、第2次分は届いていない。

   (以上、1 の 4日のメール記載から)

エ  4日(水)午後9時48分時点で、リコールの会から中川仙界に、署名簿数4500冊、仮提出する署名簿の数 25,000人とする「愛知県知事解職請求者署名簿の仮提出について」が提出。

中川選管は、仮受理はできないため、審査中であると連絡した。


オ  5日(木)午後5時30分に、中川選管が署名簿の仮提出を受理した。

カ 中川選管は、令和2年11月4日の受付印を押した「愛知県知事解職請求者署名簿の仮提出について」の写しを署名帆持参者に交付。


キ 6日(金)午前10次45分頃、中川選管が愛知県選管に ①~⑥の中川区点検票 をメールの添付ファイルとして送る。



  極めて重要な事実ですが、私はこの事実を全く聞いたことがありませんでした。

KKR三の丸ホテルから 中川選挙管理委員会に署名簿は持ち込まれただけでなかったということのようです。

  愛知県警が 署名簿を押収したとのテレビ放映では、中川選管での押収の場面が使われていました。なぜ、街中から外れた中川選管を使うのかと思ってましたが、これが理由だったのか。納得。



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「請求代表者の押印を欠く委任状」 (2) [調査]

 間違えて、 「請求代表者の押印を欠く委任状」 (2) を消してしまいました。

バックアップを取っていなかったので、記憶が内容を再現します。


内容は、



20210812180702-0001.jpg

から整理をすると、署名簿3000~.xlsx のとおりで、


署名簿番号 3000番から 3443番までの 署名簿444冊中、署名簿に委任状が添付されている署名簿は11冊。

それら署名簿11冊の署名数は 86筆という結果である。

署名簿の冊数444冊に占める、委任状が添付されている署名簿11冊の比率は 2.48 % 。

署名簿番号 3000番から 3443番までの 署名簿444冊の署名総数は 3,290筆なので、署名総数に占める、委任状が添付されている署名数は 86筆 /3290筆なので、2.61%。

  形式的瑕疵で、署名の97%は無効。


ブログ氏は、委任状に問題があることに気付かなかったということでしょうか。

指摘するのであれば、署名簿の委任状の瑕疵で、ほぼ全滅だということになりはしないか。


というものでした。

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「請求代表者の押印を欠く委任状」 (3) [調査]

   出し渋るわけではありませんので、愛知県選挙管理委員会から開示を受けた 「名古屋市中川区署名総数計算票及び署名簿点検票」の署名簿の残り5つのファイルも掲載します。なお、④の3006~3443番は重複しますが、データとして使いやすいのではないかと思い、再度掲載しておきます。)








   多少検討してみましたので、点検票を検討した感想を述べさせていただきますが、署名簿番号(及び署名番号)をどのようなルールで付しているのか分かりませんでした。

   ①を確認していているとはまが我慢できたのですが、➁で嫌になり、➂以降は(④は除く)内容の確認を諦めました。

   と言うのも、①の 署名簿番号 1番 から1000番 では、署名番号が1番から5945番の順で並んでいて理解可能でした

がしかし、➁の 署名簿番号1001番以下は次のようなっていました。

・ 署名簿番号1001番から1200番は、署名番号が5946番から7287番の順。

・ 署名簿番号1201番から1289番は、署名番号が1番から593番の順。

・ 署名簿番号 1290番から1324番は、署名番号が788番から597番の降順

・ 署名簿番号 1326番から1340番は、署名番号が789番から826番の順。

・ 署名簿番号 1341番から1368番は, 署名番号が911番から827番の降順。

・ 署名簿番号 1369番から1401番は, 署名番号が1012番から912番の降順。
・ 署名簿番号 1402番から1435番は, 署名番号が1189番から1013番の降順。
・ 署名簿番号 1436番から1490番は, 署名番号が1407番から1190番の降順。
・ 署名簿番号 1491番から1504番は、署名番号が1457番から1501番の順。
・ 署名簿番号 1505番から1520番は, 署名番号が1456番から1408番の降順。
・ 署名簿番号 1521番から1800番は、署名番号が1502番から2904番の順。
・ 署名簿番号 1801番から1999番は、署名番号が1番から1406番の順。
となっています。
  なぜ、こんような複雑な番号を付けをしているのか全く想像できません。


   検討して分かった人は、情報のフィードバッグをよろしくお願いします。

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「請求代表者の押印を欠く委任状」 (1) [調査]

   昨年(2020年)12月13日のブログ(「直接請求事務資料」)で、愛知県選挙管理委員会から「愛知県知事解職に関する直接請求事務資料」の開示を受けたことを記事にしていたが、早いものです。

それから 8ケ月ですが、事務資料の十分な読み込みができてなかったようです。


 と言うのは、愛知県選挙管理委員会が 大村秀章愛知県知事のリコールに関して作成し、県下市町村選管へ情報提供していた「直接請求質疑応答集(R21030 時点)」という質疑応答集の開示を受けたのですが、書かれている質疑応答の内容が ちっとも腹に落ちてきません。

  愛知県選管が「委任状に請求代表者の押印がないときは、収集された署名は無効になり、補正もできない」と回答している場面が質疑応答集に何回も出てきます。

しかし、大村秀章知事のリコールでは、請求代表者の委任状は(自著でなく)記名押印です。しかも、請求代表者37人全員の判子をまとめて1回で押印できるように作成された印鑑(セット)を使っていました。

そのため「請求請求者の押印を欠く委任状」など、今回のリコールでは存在しようがないと思っていました。そのように思っていたため、愛知県選管が言う「請求代表者の押印を欠く委任状」という事実を無意識に拒絶し、受け入れることができない心理状態にあったことが、理解が進まなかった原因ではなかったのかと思っています。

  下図は、「愛知県知事解職に関する直接請求事務資料」の「第4 署名簿の審査」「3 審査の内容」の【判定基準】(形式的審査)と囲みの箇所(10、11頁)となります。

   そこに書かれているように、「請求代表者の全員によらない委任状、請求代表者の氏名の自署ないし記名押印のない委任状を添付した署名簿」は、署名簿の添付書類の内容に瑕疵があるとして、無効となってしまいます。そんなことになれば、せっかく集めた署名(簿)はパーです。 

形式的基準 - コピー.png



  下図は、仮提出された署名簿を受理した市町村選管が作成する「署名総数計算票及び署名簿点検票」です(「愛知県知事解職に関する直接請求事務資料」38頁の様式第2号)。同票には、「点検事項欄」が設けられていて、「委任状」の有無を記載する欄があるのは、委任状がない署名簿は無効と形式的審査で判定できるので審査の便宜に資するため設けられているということのでしょう。

票.png


   愛知県での大村秀章知事のリコール署名の収集時に、委任状に瑕疵があったため、多数の署名簿が無効となってしまっていようとは想像すらしてませんでした。

   しかし、それは無知であっただけのことでした。


   下図は、愛知県選管から開示を受けた、名古屋市中川区の「署名総数計算票及び署名簿点検票」のうちの署名簿番号1991番から1999番、3000番から3005番が記載されたものです。なお、名古屋市中川区の「署名総数計算票及び署名簿点検票」は CD-Rにより開示してもらいましたので、全ての内容を入手できました。

  委任状の内容ですが、ここでは委任状は、いずれも「無」となっています。つまり、署名簿15冊の署名109筆は全て無効ということになります。

20210812180702-0001.jpg

  (続く)


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協賛金の大部分は、大口の寄付金だった [調査]

   あいトリの協賛金については、国庫支出金116百万円の内訳が分かった時点で、まとめて報告をするつもりでしたが、国庫金の内訳がよく掴めないため、再々度、調査を続行することになってしまいました。なので、ひとまずは、3月17日に愛知県から開示を受けた「協賛金」について 報告をさせてもらうことにしました。




「あいちトリエンナーレ2019年 平成31年度負担金収入について」は当初、予算額を計上したものになります。

備考欄では 協賛金について

協賛金扱い(         等寄付金)  12,149千円

                  から寄付金(2,000千円(半期見込み)×6(29-31年度分)= 12,000千円)+民間企業からの寄付金(149千円:見込み) 

と注記をしています。

   つまり、一人の大口の寄付者から 1200万円の寄付を当て込み、あとは小口が14万9千円を見込んでいるということになります。


   次の「2019年度 文化振興基金(協賛金)一覧」は、寄付者と寄付金額を一覧にしたもので、20人から計1106万3757円の協賛金を受け取ったということが書かれています。

  20人から協賛金があったと思ってしまいますが、ここには 1200万円の大口寄付者が紛れ込んでいるはずです。1番から6番までは比較的金額が高いので、1200万円の寄付者一人が散らして寄付しているのではないかと創造できます。

ところで、なぜ、協賛金の総額は1106万3737円であり、予算で見込んでいた 1214万9千円から100万円以上、下回ってしまったのでしょう。


  今年1月18日のブログ(あいちトリエンナーレ実行委員会 2019年度財務諸表、寄付金収入一覧等)で、開示を受けた2019年度 寄付金収入一覧.pdf2019年度 協賛金収入一覧(広告掲載).pdf2019年度 民間団体助成金収入一覧.pdf をブログに掲載していますが、協賛金とか、寄付金とか、振り分けているだけなのかも知れません。


2016年の際も、1200万円の大口寄付とかあったのでしょうか。対比してみると興味深いかもしれませんが、時間がありません。





今回の開示決定書:


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なぜ愛知県の負担金は1億1700万円減額された? [調査]

   今日も愛知県が開示してくれた文書をいただいてきました。

   あいちトリエンナーレ実行委員会が、名古屋市に3380万2000円請求する根拠を知りたかったので何度か開示請求をしていました。

その結果、分かってきたことは、

①   平成31年3月27日に開催した、あいちトリエンナーレ実行委員会において「議 案1 平成31年度事業計画及び収支予算について」が承認されたが、名古屋市はその議案を承認して 1億7102万4千円を出すことを約束した、

➁   あいちトリエンナーレ実行委員会が名古屋市に平成31年4月1日付け「あいちトリエンナーレ実行委員会負担金の交付申請について」を送っているが(平成31年4月1日付け「あいちトリエンナーレ実行委員会負担金の交付申請について」)、名古屋市はその通知を了承した上で 1億7102万4000円を出すと言ってきている(平成31年4月16日付け「あいちトリエンナーレ実行委員会負担金交付決定通知書」 )、

➂ なのに、名古屋市は残金3380万円2000円の支払いを拒んでいる、

というのが請求の根拠だということです。


   この理屈だと、愛知県は平成31年3月27日に開催された、あいちトリエンナーレ実行委員会で 6億5222万2000円を出すということを承認しているわけなのに、5146万7000円少ない 6億0075万5千円しか出していないのはなぜなのでしょう。加えて、あいちトリエンナーレ実行委員会は、愛知県から、名古屋市と同様に差額を取り立てないのでしょう。疑問が湧いてきました。


その疑問は今日、開示を受けた文書によって解消しました。

  その理由ですが、驚くことに、あいちトリエンナーレ実行委員会が、愛知県に対しては負担を求めたのは 5億3522万2000円でしかなく、6億5222万2000円を出すよう会として要求していたわけではなかったからでした(平成31年4月1日付け「あいちトリエンナーレ実行委員会負担金の交付決定について(通知))

愛知県は、あいちトリエンナーレ実行委員会に、5億3522万2000円でいいところ、それより 6553万3000円も多い、6億0075万5000円 も出しているわけで、会として愛知県に何も言うことはありません。


バカを見たとすれば、満額請求されている名古屋市ということになります。

あいちトリエンナーレ実行委員会の会長代行である名古屋市長が、5億3522万2000円の交付申請書を愛知県に送っていることになっていますが、名古屋市長は知っているのでしょうか。

また、愛知県に対する負担金の交付申請書に出てくる5億3522万2000円の内訳はどのようなものなのでしょう。そもそも、今まで見たことすらない金額です。

何なんでしょう、この数字は。また新たな疑問が湧き上がってきました。



  いろいろな数字が出てくるので頭がこんがらがってしまいます。あいちトリエンナーレ実行委員会が作成している「2019年度財務諸表」末尾8頁《参考》とある「愛知県及び名古屋市の負担金及び繰越金」の箇所が今回のテーマにフィットした箇所ではないかと思いますので、画像を貼り付けておきます。参考にしてください。

2019年財務諸表.jpg

(添付資料)

3/31付け行政文書開示決定通知書(決定1)
(行政文書の名称)
 あいちトリエンナーレ実行委員会負担金交付申請について


  議案1  平成31年度事業計画及び収支予算について(案)   平成31年度   あいちトリエンナーレ実行委員会資金計画



3/17付け行政文書開示決定通知書(決定2)

(行政文書の名称)

・  あいちトリエンナーレ実行委員会負担金交付決定通知書(あいちトリエンナーレ実行委員会が、名古屋市に対して負担金請求訴訟で請求する33,802千円の請求根拠となる、同会と名古屋市の約定書)

・あいちトリエンナーレ実行委員会運営会議(平成31年3月27日開催)配布資料のうち議案1 平成31年年度事業計画及び収支予算について(2019年度あいちトリエンナーレ実行委員会と、愛知県及び名古屋市との間で、負担金の割合を定める文書。また、利益が発生した場合の利益配分の配分割合を定める文書。)


   議案1  平成31年度事業計画及び収支予算について(案)

※「平成31年度   あいちトリエンナーレ実行委員会資金計画」は添付されていない。


3/31付け行政文書一部開示決定通知書(決定3)

(行政文書の名称)

・ あいちトリエンナーレ実行委員会負担金の交付決定について(通知)

・ あいちトリエンナーレ実行委員会負担金の交付申請について


   平成31年3月29日付け「あいちトリエンナーレ実行委員会負担金の交付申請について」

   平成31年3月29日付け「あいちトリエンナーレ実行委員会蓋金に掛かる委任について」

   議案1  平成31年度事業計画及び収支予算について(案)

   平成31年度   あいちトリエンナーレ実行委員会資金計画


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契約日が改ざんされた契約書 [調査]

 あいちトリエンナーレでは、あいちトリエンナーレ実行委員会会長大村秀章氏が、企画展に出品された表現の不自由展実行委員会の5名の方らと契約書を取り交わしていますが、その契約書には大きな問題があります。

 合意したのは令和3年7月29日なのに、契約書の作成日は令和3年7月1日です。あいちトリエンナーレの開催日は8月1日でした。時間がないかとら言って無契約の状態のまま、問題になった作品が搬入され展示が進めれていたことになります。

その契約書ですが、愛知県への行政文書開示請求をして、すぐ開示していただくことができました(令和元(2019)7月1日付契約書.pdf行政文書一部開示決定通知書20210226.pdf)。

合意書の条項に目を通すだけでは味気ありませんが、令和元年10月3日に開催された愛知県議会の県民環境委員会の会議録を一緒に読むと、理解が深まるのではないかと思います。

契約日については、日紙ベース(令和元年10月3日県民環境委員会記録.pdf)の委員会記録だと35頁以下の部分となりますが、愛知県議会のホームページでも閲覧でき、そちらですと、付番されていて読みやすいし、コピペも出来るので下に、191以下の筒井議員とトリエンナーレ推進室主幹との質疑答弁をそのまま引用しておきます。

 

       記

191 【筒井タカヤ委員】
 企画展に出品した表現の不自由展実行委員会との契約書の締結日はいつか。


192 【トリエンナーレ推進室主幹(トリエンナーレ)】
 契約締結日は、令和元年7月1日である。

193 【筒井タカヤ委員】
 それはおかしい。契約の期日を繰り上げていないか。何でこんなことをしたのか伺う。

194 【トリエンナーレ推進室主幹(トリエンナーレ)】
 表現の不自由展実行委員会からは、5月8日付で芸術祭への参加同意書を提出してもらっており、その後、6月17日に契約書案を送付し、契約事務を進めたが、展示内容が固まるのに時間がかかったことや、相手方の代表者が5人連名であり、字句の修正や調整に常に5人全員の同意が必要であったことなどから、契約締結までに時間を要した
 あいちトリエンナーレのあり方検証委員会の中間報告にあるとおり、最終的に不自由展側と合意したのは7月29日となったが、契約書の日付は7月1日付で整理した

195 【筒井タカヤ委員】
 その契約書の第1条第2項によれば、表現の不自由展実行委員会は、出品作品の選定、制作、輸送、展示及び撤去に当たっては、芸術監督、チーフ・キュレーター及びキュレーターチーム並びにあいちトリエンナーレ実行委員会と協議の上、適切な方法で行うものとするとあるが、中間報告では、企画、作品選定段階での専門キュレーターの参加はなかったとされている。一連の準備は、表現の不自由展実行委員会の委員と芸術監督が行ったとのことであるが、どうしてこのようなことになったのか。

196 【トリエンナーレ推進室主幹(トリエンナーレ)】
 中間報告にもあるとおり、不自由展の出展作品については、4月11日のキュレーターミーティングにおいて、キュレーターチームは関与せず、芸術監督と表現の不自由展実行委員会で担当することになった。この時点から開幕まで、表現の不自由展・その後の展示内容については、担当キュレーターがつかず、実務を担うアシスタントキュレーターのみがつくこととなった。
 表現の不自由展・その後については、津田監督の希望により選ばれた企画であり、かつ、できるだけ2015年に開催実績のある不自由展側の意向を酌みながら実施したいという津田監督の意向があったことから、担当キュレーターがつかない形となった。

197 【筒井タカヤ委員】
 中間報告では、実際の契約締結日は7月29日である。書類上の契約締結日は7月1日であり、それは契約をさかのぼって行ったものである。それまで出展の作品は通常の契約ならば搬入はできないはずであるが、そうではなかったように思われる。契約が成立していないのに、特別な許可を与えたのか。それとも作家が許可なく搬入したのか。県が契約前に荷物を搬入させる許可を出してはいないと思うが、実態を伺う。

198 【トリエンナーレ推進室主幹(トリエンナーレ)】
 中間報告のとおり、表現の不自由展・その後の作品展示に関する集荷は、6月23日から7月18日にかけて行われており、展示作業は、7月23日から30日にかけて行われている

199 【筒井タカヤ委員】
 重大な問題があり、契約も成立していないのに、なぜ荷物の搬入が行われていたのか。

200 【トリエンナーレ推進室主幹(トリエンナーレ)】
 表現の不自由展・その後実行委員会からは、5月8日付で芸術祭への参加同意書を提出してもらっており、その後契約事務を進めたが、契約締結までに時間を要した。
 一方で、作品の搬入については、ほかの作家と同様に、トリエンナーレ実行委員会が契約した輸送会社により、展示に間に合うように運び入れを行った。トリエンナーレのような国際展へ参加する作家の場合、制作プランが固まるのに時間がかかる場合が多々ある。そうしたことから、事務手続としては、作家からさきに参加同意書をもらい、展示プランが最終的に固まった段階で業務委託契約を取り交わす方法で実施している。展示プランが変更するたびに変更契約を締結するのは、作家に対して負担をかけ、また、事務も非常に煩雑となることから、従来からこうした方法で対応している。
 こうした方法については、参加作家数が多く、契約事務が膨大な事務量であることも背景にあり、今後、どういう方法がよいのか、体制も含めて対応を検討したいと考えている。

201 【筒井タカヤ委員】
 この世界では通常なのであろうが、作家たちは自分の作品を展示してやるという意識であろうが、会場提供者として弱腰であり、作家側がこれを当たり前とする世界をつくり変える態度、断る勇気こそが不可欠である。このようなやり方では、また同じようなことが起きると思うため、改善を求める。
 企画展、表現の不自由展・その後のトラブルもあり、危険性も考えて、大村知事が展示室の公開の中止をさせたこともあり、芸術の表現に対する不当な規制だとほかの出展作家も同調して自主的に公開を中止している。この同調作家は、自分の考えに同調する人々に呼びかけて、閉ざした入り口の扉にメッセージを多数張りつけている。なぜこんな事態となったのか、経緯を説明してほしい。さらに、誰がこれを許可したのかも説明してほしい。

202 【トリエンナーレ推進室主幹(トリエンナーレ)】
 現在、愛知県美術館8階ギャラリーD室の扉などには、来場者のメッセージが記入された用紙が掲示してある。用紙には、来場者自身の不自由な体験などが記入されているが、この取り組みは、今回のトリエンナーレに参加している作家有志が主体的に実施しているアートプロジェクトの一つである。実施に当たっては、参加作家有志から要望があり、愛知県美術館から利用許可を受けているあいちトリエンナーレ実行委員会と作家側とで協議を行った。
 その際、作家側で来場者対応用のスタッフを配置することや、美術館の学芸員が、美術館の利用上支障が出ないように状況を確認し、支障がある場合にはその指示に従ってもらうことを相手側に求め、了解してもらっている。

203 【筒井タカヤ委員】
 今回の芸術祭は、国際芸術祭ではなく国際表現祭に思えて仕方ない。あいちトリエンナーレ全体の調和を崩すようなこうした事態は、今後、愛知県美術館を含め、再発させてはいけないと思うがどうか。

204 【トリエンナーレ推進室主幹(トリエンナーレ)】
 今回のトリエンナーレは、表現の不自由展・その後に注目が集まり、展覧会としての全体のコンセプトやほかの作家のすばらしい作品に注目が集まりにくい状況と言われることは、大変残念である。
 特に、開幕してからの3日間、異様な雰囲気の展覧会となったことは、作家にも来場者にも迷惑をかけたと考えている。

205 【筒井タカヤ委員】
 展示を自主閉鎖した作家の数を示してほしい。また、このような自主閉鎖を認める契約の内容があるのか明らかにしてほしい。自主閉鎖した作家が契約違反だとすれば、今後のこともあるので、契約違反の裁判訴訟をすべきと思うが、県の見解を求める。

206 【トリエンナーレ推進室主幹(トリエンナーレ)】
 現在、展示を一時中止し、作品を全く見ることができない作家は7組である。展示の一時中止に関しては、作家との契約書がこのような一時中止を想定していないため、定めのない事項として、双方が協議して決定している。表現の不自由展・その後の展示中止に伴い、主に海外作家が自身の作品の展示中止や展示内容の変更を行ったことは、広い意味での検閲に対する彼らなりの行動の表れであり、自国において絶えず権力による検閲等と戦っている事情を考慮し、キュレーターと作家が十分に協議を重ねた末の結果であると考えている。双方が協議して対応しているが、その中で、国によっては、展示業務の解釈が異なっていることもあり、現在、弁護士とも相談しながら今後の対応を検討している。

207 【筒井タカヤ委員】
 お金を払ってトリエンナーレのチケットを買った人には、見る権利があり、契約して展示している作家には、見せる義務がある。作家の展示作品に盗品や公共の福祉に反するものがある場合は、展示中止などの自主閉鎖もあると思うが、そうでなければ、それを怠った作家は、契約上の違約があったことになり、それに対して県は適切な判断をすべきである。
 県がそのことを放任する姿勢を示せば、私は、県の責務に対して、県民を代表して訴訟を提起する考えもあることをこの場で表明する。室長、局長の所見を求める。

208 【トリエンナーレ推進室長】
 来場者の立場からすれば、展示中止によって見られない作品があることは、まことに申しわけないと思っているが、作家から見れば、展示業務の解釈、いわゆる何をもって展示をしたかは国によって異なるという面もあるため、弁護士とも相談しながら対応を検討したい。

209 【県民文化局長】
 この件については、あいちトリエンナーレだけではなく、海外のアーティストが日本の芸術祭、文化的イベントをどう捉えるかという部分にもかかわってくる点もあるため、現在、弁護士と相談している。

210 【筒井タカヤ委員】
 今週月曜日にインターネット及びその他の情報によって、現在展示が中止となっている表現の不自由展・その後の展示室が、10月6日から8日の再展示に向けて協議されることを知った。
 県議会の代表質問の前日にあいちトリエンナーレのあり方検証委員会第3回会議の中間報告を出させ、大村知事は、その中間報告の都合のよい部分だけを切り取って、県議会の代表質問日において、検証委員会の委員全員が、何らの条件なしで中止させた展示を検証委員会が再開を中間答申しているかのように答弁していることは、まことに緻密な計算であると思える。さらに、県議会の一般質問の日程も終え、この県民環境委員会の議論も終えた日程も考えて再展示日を決める知事の計算には、県会議員に意見を言わせる機会すら与えない考え方に思えてならない。
 昭和天皇の肖像をバーナーで燃やす映像や、慰安婦を象徴とする少女像などを、中止から一転して再開に向けて動き出したことに対し、反対の声が数多く届いている。県が設置した検証委員会が、条件が整い次第速やかに再開すべきとする中間報告を出したことは、私自身、第3回会議に参加したこともあり承知している。
 しかし、日本国の象徴である天皇や日本人に対するヘイト、憎悪を表したとしか言えない展示であることには変わらず、再開反対者の多くからは、反省を伴う全面的な見直しなくして、企画展を再開するなどとんでもないという趣旨の内容が寄せられており、私もこの考えに同調する。
 検証委員会が決めた条件は、脅迫や攻撃を回避すること、展示方法や解説を改善することであったが、この指摘に対しどのような考え方で再開に向けて協議しているのか説明してほしい。また、芸術の名をかりた反日、政治的な宣伝であるとする悪名は払拭できるのか説明してほしい。

211 【トリエンナーレ推進室主幹(トリエンナーレ)】
 脅迫や攻撃を回避することについて、開幕当初、事務局機能を麻痺させたいわゆる電凸攻撃については、トリエンナーレ推進室及び本庁のコールセンターともに、受信する電話をナンバーディスプレーにするとともに、10分間を限度に対応する。また、コールセンター以外の部局に苦情電話が入った場合は、1分以内で電話を切り、さらに、土日祝日には電話対応を行わない。
 脅迫のファクシミリを送った犯人は逮捕、起訴されたが、脅迫メールは、被害届を出したものの犯人はまだ逮捕されていない。8月21日を最後に脅迫メールは確認されていないが、もし再び届くことがあれば、速やかに警察に通報して、捜査に協力したい。
 再開した場合の会場の警備は、職員の応援要請や警察への協力要請により対応したいが、その人数等は、警備に係る情報に当たるため回答を控える。
 展示方法や解説は、大浦氏の作品の展示方法の変更や、会場に入る前に作品の背景や解説をするエデュケーションプログラムの導入などを検討している。さきに開催した国内フォーラムでは、大浦氏の映像作品をフルバージョンで20分間放映した。参加者からは、20分間全てを見ることで作品の印象が変わったという意見もあったので、作品の丁寧な説明や誤解を受けにくい展示方法を実施することが重要と考えている。

212 【筒井タカヤ委員】
 10月5日、6日にあいちトリエンナーレ2019国際フォーラムを開催するとの決定は、誰が提案し、どの機関で決定されたのか。実行委員会会長である大村知事の提案で決定したのか。

213 【トリエンナーレ推進室主幹(トリエンナーレ)】
 今回のフォーラムに関しては、あいちトリエンナーレ実行委員会では、従来から国際シンポジウムを会期末に1日開催する計画であった。来場者に配布しているガイドマップのイベントカレンダーにも、開幕当初から10月6日に開催する旨を記載してある。
 そうした中、8月16日のあいちトリエンナーレのあり方検証委員会第1回会議で国際フォーラムの開催について提案があり、今回のあいちトリエンナーレをめぐっては、表現の自由についてさまざまな議論が起こっていることから、9月26日に改組したあいちトリエンナーレのあり方検討委員会との共催で、2日間にわたって、あいちトリエンナーレ2019国際フォーラム「情の時代」における表現の自由と芸術を開催することとなった。なお、あいちトリエンナーレ実行委員会では、予算の範囲内での会期中の事業の増減はこれまでもあり、今回も同様に対応している。

214 【筒井タカヤ委員】
 本来は、あいちトリエンナーレ実行委員会で決定することではないのか。大村知事の判断だけというのは理解できない。実行委員会は書面開催でもいいと思う。各委員の同意をとるべきであり、そうした上で事務局に一任すべきである。こうした組織を無視したやり方はいかがなものか。
 検証委員会、検討委員会、国内フォーラム、国際フォーラムと大村知事の企画展が続々と開催され、大村知事への責任を回避させ、いろいろな問題のガス抜きをしているように思えてならない。これらの計画は全くなかったが、この経費はどこが負担するのか。誰も企画、予算案の提示や協議及び決定した経緯がないが、どの機関で決定したのか明らかにしてほしい。また、この経費の承認をどこで行うか明らかにしてほしい。

215 【県民総務課長】
 あいちトリエンナーレのあり方検証委員会は、トリエンナーレの会期途中ではあるが、今回の件の事実関係を確認し、情報公開をする必要性から設置が決まった。具体的には、知事から直接、美術界や憲法を専門とする人に依頼して、委員に就任してもらい、8月16日に検証委員会第1回会議を開催した。その議論の中で、広く意見を聞く必要があるため、国内及び国際フォーラムの開催等が提案され、検証委員会第3回会議が開催され、9月25日の中間報告に至ったものである。9月26日からは、あいちトリエンナーレのあり方検討委員会に改組し、不自由展の再開に向けた具体的な提言や、今後に向けたあり方の提言をもらう予定となっている。
 こうした検証等に必要な経費については、局内での予算の中で、知事にも随時相談しながら進めている。

216 【筒井タカヤ委員】
 10月1日の中日新聞の記事に、韓国のソウル発共同通信で、少女像制作の彫刻家「平和を話す機会を得た」との見出しで、企画展、表現の不自由展・その後の展示再開について、元従軍慰安婦像を制作したキム・ウソンさんが、少女像が再び市民と会えるようになりうれしいと述べたとある。さらに、キムさんは、人々と平和について再び大切な機会を得たと歓迎、再開を求める集会を続けてきた人々に感謝していると語り、デモに参加した日本人は、自国の政府がこうして文化芸術を弾圧・検閲するという事実を許せなかったようだと分析した。これこそが反日ヘイトの象徴する作家の意図であると思う。デモは、再開反対の立場のほうが数は圧倒的であった。また、日本人は、自国の政府が文化芸術を弾圧・検閲などする行為が全くない事実を曲げて伝えている行為こそ反日ヘイトである。
 大村知事は、こうした反日ヘイトの片棒を担いでいると批判されている。こんな再開には、私は賛成ができない。局長もこの記事を見ているのか。問題となった出展作家だけに間違ったことをこれ以上拡散させないよう、厳重に注意すべきと思う。この作家に対し、再度、日本国政府は文化芸術を弾圧・検閲していない事実を直接本人に伝えてほしいが、局長の所見を求める。

217 【県民文化局長】
 指摘のあった新聞記事は私も見ている。今回のトリエンナーレで改めて実感したことであるが、弾圧・検閲の概念は国によって違うものである。日本では、弾圧・検閲に当たらないと思われる行為も、韓国の作家にとっては弾圧・検閲に当たると感じられることはあると思うし、今回、表現の不自由展・その後が中止になったことについても、検閲だと主張する海外作家がいることも事実である。

218 【筒井タカヤ委員】
 読売新聞の記事での津田監督のインタビューにおいて、慰安婦像等の出展・内容を事前に公表しなかったのは、混乱を回避したい目的があると公然と語っている。
 局長、室長も、大村知事と津田監督の実行委員会無視、県民・県議会軽視を事前に承知していたことは明白であるが、この点について2人の所見を求める。

219 【トリエンナーレ推進室長】
 これまでのトリエンナーレにおいても、展示作品の具体的な内容については、学芸部門の最高責任者である芸術監督の責任で、キュレーターと作家との調整の中で決定してきた。当初予定されていた作品が事前に変更になったり、新作においては、開幕の直前まで制作活動が行われており、どんな作品になるのかわからなかったりという状況もあった。
 したがって、トリエンナーレに参加する作家については、適宜プレスリリースを通じて公表しているが、個々の作品については、事前の説明は特に行っていなかった。実行委員会無視、あるいは議会軽視ということは決してない。
 また、津田監督が、「従軍慰安婦像、いわゆる平和の少女像等の出展・内容を事前に公表しなかったのは、混乱を回避した目的があった」と公然と語っていることの指摘については、当初は前もって公表し、議論を深めた上で開幕を迎えたいとの思惑を津田監督は持っていたが、展示内容の調整などが続いたこともあり、事前の公表を控えたものである。

220 【県民文化局長】
 私としては、まずはトリエンナーレの残された会期を、安全・安心に運営できるよう全力を尽くしたい。
 あいちトリエンナーレは、文化芸術あいち百年の軸をつくるというコンセプトに基づき、本県の文化芸術施策の主要プロジェクトとして位置づけられた事業である。会期終了後は、これまでの中間報告や、9月26日に発足したあいちトリエンナーレのあり方検討委員会から出される予定である今後の体制等についての提言を踏まえて、今後どのような形で芸術祭を進めていけばよいのかをしっかりと検討したい。

221 【筒井タカヤ委員】
 今回の件は、津田監督の独善さを切り捨てることができなかった大村知事のふがいなさである。このことによる多大の失墜は、全国各地の芸術祭での悪しき課題をつくったと思う。愛知県と名古屋市の一体の連携を言ったのは大村知事であるが、みずからが否定をしている。こういう人物が知事の座にあり、ほかの意見すら聞くことのないような姿勢は、本当に残念でならない。もう一度、私たち自身が改めて大村知事の独善ぶりの弊害を検証する時期に来ていることを表明する。

222 【鈴木雅博委員】
 今の県民文化局長の答弁の中で、あいちトリエンナーレのあり方検討委員会から提言をもらうということであったが、先日、県のホームページに抗議の電話の録音を載せたときには、検討委員会の指示で載せたと報道されていたが、検討委員会は、県の県民文化局に対して指示・命令できる関係にあるのか。

223 【県民文化局長】
 検証委員会のホームページがあり、そちらへの掲載指示があった。

224 【鈴木雅博委員】
 検証委員会は指示・命令できる関係にあるのか。

225 【県民文化局長】
 指示命令系統があるかどうかははっきりしないが、そちらへの掲載依頼があったので、その指示に従った。

226 【鈴木雅博委員】
 検証委員会の指示でまた削除したのか。

227 【県民文化局長】
 検証委員会から、もともと検証作業の一環として載せたいということであったため、検証が完了したので削除したと聞いている。

228 【鈴木雅博委員】
 ガバナンスの関係だが、あいちトリエンナーレのあり方検討委員会はあくまで県に提言をする役割か、これから閉会まで県民文化局に対して指示ができるのか、指示を受けないといけない関係にあるのか。

229 【県民文化局長】
 県民文化局の中にあいちトリエンナーレのあり方検証委員会の事務局があり、事務局の職員は検証委員会の指示に従って検証委員会の実務を行っている。

230 【鈴木雅博委員】
 検証委員会の実務については指示を受けるが、これからの会期中のことについては、指示を受ける関係にはないのか。

231 【県民文化局長】
 検証委員会あるいは検討委員会が出した検討結果は知事への提言となるが、実際、その内容をどのように実行するかは、県側の問題であるため、県が判断し決定する。

232 【鈴木雅博委員】
 職員が混乱するといけないので、検討委員会から直接職員に指示が下りないようにしないと、組織が混乱するので注意してほしい。

 (太字は著者が付しました)



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日本外国特派員協会での記者会見 [調査]

持込みではないかと思われる記者会見が 日本外国特派員協会で結構行われているのではないかと思い、協会に場所を借りれるのか聞いてみました。

会員の紹介があれば、可能だということでした。会員の紹介が必要なのは、会場費を確実に支払ってもらうためだということでした。

紹介をしてくれる会員を見つけることが問題かもしれませんが、日本の主要メディアのほとんどを代表する約500人のジャーナリストが会員だということなので、つてを辿っていけば何とかなりそうではないでしょうか。


オフィシャルサイトの動画では、弘中弁護士がガンガンと記者会見をされているが、仮に使用料を支払ったとしても、2時間24万円など大したことないということなのでしょう。


  コンプレックスの裏返しなのでしょうが、何となく日本外国特派員協会での記者会見というと、格上の記者会見ではないかというなイメージを、私など持ってしまいますが、それは幻想のようです。


日本外国特派員協会のメイン・ダイニング・ルームの紹介ページの左上の写真が、記者会見の際の模様を撮影したものになるのでしょうが、こんなに狭いところでやっているんですね。


  ところで、来週19日には、TBS元記者の山口氏が記者会見 をされるようですが、自信があるということなのでしょうかね?

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