底引き網漁 [検討]
今朝の朝刊に、
借金問題ご相談下さい。
出張無料相談会
2週にわたり、名古屋市全域で開催します!
とのコピーが書かれた、B4の両面刷りの 折り込みチラシ が入っていました。
下の画像がそれチラシの表面と裏面となります。
チラシは、東京の法律事務所が、
先週22日(金)から今週の25日(月)までと、明日29日(金)から来週4月1日(月)までの2 週にわたり、
名古屋に出張し、無料相談を行うことを告知したものです。
チラシによると、これまで4回無料相談会をやり、今回で 5 回目になるとのことです。
この折り込みチラシを出すために、どの位の費用がかかるものなのでしょう。
興味が沸いたので、少しだけ調べてみました。
名古屋という場所は特殊なところで、ブロック紙である中日新聞が圧倒的なシェアを誇っています。そこで、中日新聞の折込広告の代理店である中日総合サービスのホームページの料金表を基準にして検討をすることにしてみます。
同社の折込料金表によると、
名古屋市内向けは、A4 / B4 だと、1枚あたり2.50円(消費税別)
となるようです。
次に、折り込みの枚数ですが、
名古屋市内全区の中日新聞の購読者に折り込みチラシを入れるとすると、その数は、
544,850件
となっています(折込紙数表のエクセル表参照)。したがって、チラシを入れる枚数も 544,850 枚ということになります。
したがって、折り込みチラシの料金を計算してみますと、
1,430,231円 ( ≒ 544,850枚 × 2.50円 ×1.05 )
となります。
以上はチラシの折り込み料金だけですので、これに、B4両面の多色刷りの印刷代を加えないといけません。
その値段がいくらになるのか、よく分かりません。
通販の印刷価格を比較する、印刷.com というサイトでの価格を参考にさせていただくことにしましたが、
B4 両面カラーで、50万枚の印刷料金だと、
どんなに安くても、「50万円くらいはかかるかなぁ」という感じです。
と言うことは、チラシの折り込み料金と印刷代で、200万円くらいは かかっていることになります。
トロール船での 底引き網漁 の 撒き餌代に 200万円 を掛けていることになるわけですが、
それでもペイするので、
5回目の出張無料相談会を、名古屋まで出場ってやっているわけです。
てっきり、「漁場の資源は、乱獲で枯渇してしまった」と思ってましたが、
この程度の 撒き餌を撒くだけで、漁が成り立っていることになるわけで、
驚きです。